AI MQL合同会社(以下、「当社」といいます)は、MT4/MT5(MQL4/MQL5)とAIの開発・保守・運用・テストを請け負うフィンテック企業として、「AI/MQLシステムの品質と安定稼働を第三者として担保する、金融技術特化型のQA・SREパートナー」を目指します。本利用規約(以下、「本規約」といいます)は、当社のウェブサイト(https://ai-mql.com/)および当社が提供するサービス(以下、「本サービス」といいます)の利用に関する条件を定めるものです。本サービスを利用するすべてのお客様(以下、「ユーザー」といいます)は、本規約に同意したものとみなされます。本規約に同意いただけない場合、本サービスのご利用をお控えください。
1. 適用範囲
- 本規約は、当社のウェブサイトの閲覧、問い合わせフォームの利用、コンテンツのダウンロード、または本サービス(オーダーメイドのAI/MLソリューション開発、SRE保守、共生的R&D等)の提供に関するすべての行為に適用されます。
- 本サービスは、主にプロップトレーディングファーム、先進的なFXブローカー、専門フィンテック企業を対象とし、価値共創型パートナーシップに基づきます。別途締結される基本サービス契約(MSA)および作業範囲記述書(SOW)が優先的に適用される場合があります。
2. 用語の定義
- 前景知財(Foreground IP): 本サービス提供中にユーザー専用に開発されたカスタムコード、取引ロジック、データ等。ユーザーに100%帰属します。
- 背景知財(Background IP): 当社が本サービス提供前に保有していたフレームワーク、ツール、ライブラリ等。当社に100%帰属します。
- 派生的知見: 本サービスから得られた匿名化・汎用化されたアーキテクチャ、数学的原理、最適化技術等の概念。当社が内部R&D目的で使用可能な非独占的ライセンスをユーザーが許諾します。
- 機密情報: 本サービスに関連する技術的・事業的情報(取引ロジック、パラメータ、データ等)。公知の情報や独立に取得した情報を除きます。
- SRE(Site Reliability Engineering): 本サービスで提供される保守・運用サービス。本番稼働システムに対する必須契約です。
3. 本サービスの利用
- エンゲージメントプロセス: ユーザーは問い合わせフォームから初期連絡を行い、当社は適格性評価、ニーズ評価セッション、カスタム提案書提示、プロジェクト実行、長期的パートナーシップ(SRE保守)のステップを踏みます。提案書は価値に基づく見積もり(複雑性、事業インパクト、戦略的価値等)で策定されます。
- 利用条件: 本サービスは、ユーザー固有のビジネス課題解決のためのオーダーメイドソリューションを提供します。固定価格制ではなく、完全見積もり制を採用します。
- 禁止行為: 本サービスの無断複製、改変、第三者提供、または当社の知的財産を侵害する行為を禁止します。また、機密情報を目的外で使用・開示することを禁じます。
- 料金と支払い: 見積もり額はプロジェクトの複雑性、R&D度合い、ユーザー事業規模等に基づきます。SRE保守はプロジェクト完了後の必須サービスとし、別途料金が発生します。
4. 知的財産権
- 帰属:
- 前景知財: ユーザーが100%所有権を保持します。当社はプロジェクト遂行に必要な範囲でのみ使用します。
- 背景知財: 当社が100%所有権を保持します。ユーザーはプロジェクト成果物の一部として使用を許諾されます。
- 派生的知見: ユーザーは、当社がこれを自社内部R&D(社内運用EAの強化等)目的でのみ使用・改変するための非独占的、永続的、ロイヤリティフリーのライセンスを許諾します。
- 禁止事項: 当社は、(a) 自社内部EAの再配布、(b) ユーザー機密情報のプロジェクト外使用、(c) 知見の他ユーザーへの直接利用を禁止します。ユーザーは、当社の背景知財を目的外で使用・開示できません。
- ライセンス許諾: 共同開発の場合、成果は貢献度に応じて帰属を協議。無償譲渡や単独帰属の強要を避け、相当対価を考慮します(中小企業庁ガイドライン準拠)。
- 改良・改善: 派生的知見に基づく改良は、当社の内部システム強化に活用され、ユーザーの利益に還元される好循環を生みます。
5. 機密情報と秘密保持
- 義務: 両当事者は、機密情報を第三者に開示せず、目的外使用を禁止します。役員・従業員への開示時は同等の義務を課します。
- 例外: 公知情報、法令による開示要求(事前通知必須)、または独立に取得した情報は除外します。
- 期間: 本規約終了後5年間有効とします。
- 違反時: 違反者は損害賠償責任を負い、情報返還または破壊を求められます。
6. 責任の制限
- 当社は、本サービスの利用により生じた損害(間接損害、逸失利益等)について、故意または重大な過失がない限り責任を負いません。
- ユーザー提供情報の正確性はユーザーが責任を負い、当社はこれに基づくサービスの品質を保証しません。
- 第三者知的財産権侵害については、両当事者が協力して解決し、費用は原因に応じて分担します。ユーザー帰責事由がない場合、当社は開示・賠償に応じます。
7. 契約の終了
- 終了事由: 重大な規約違反、支払停止、破産等、または相互合意による終了。
- 存続条項: 終了後も、知的財産権、機密保持、責任制限、準拠法の条項は有効です。
- 効果: 終了時、未払い料金の支払いと機密情報の返還・破壊を義務付けます。
8. 準拠法と紛争解決
- 本規約は日本法に準拠します。
- 紛争は、東京地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。協議優先とし、解決不能時は仲裁(日本商事仲裁協会等)を考慮します。
9. 本規約の変更
- 当社は、必要に応じて本規約を変更します。変更時はウェブサイト上で通知し、変更後利用で同意とみなします。
- 変更がユーザーの権利に重大な影響を与える場合、事前通知します。
本規約に関するお問い合わせは、ウェブサイトのお問い合わせフォームよりお願いします。AI MQL合同会社は、ユーザーのフィンテック課題解決に向けた価値共創パートナーとして、信頼性の高いサービスを提供します。